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外性器やその周辺にイボができてしまう尖圭コンジローマの特徴と対処方法

2020年02月21日
頭を抱える男性

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスに感染することで発症する性病ですが、このウイルスに感染してもすぐに症状が現れることはありません。一般的に尖圭コンジローマの潜伏期間は、早い場合で数週間、遅い場合は数ヶ月とされています。

潜伏期間を経て尖圭コンジローマを発症すると、感染部位にイボが発生するのが特徴です。発生するイボは数ミリから数センチであり、薄いピンクや灰色、褐色など、イボの大きさや色は人によって様々です。形状に関しては、鶏のトサカやカリフラワーなどと形容される特徴的な形状をしています。また、発生したイボは、痛みやかゆみが伴うことはありません。そのため、目視での確認が難しい部位にイボが生じた場合、気が付くのが難しく、性行為によってパートナーへと感染させてしまう可能性が高くなります。さらに、治療を行わずに放置すると、イボの数が増えたり、巨大化したりすることで、簡単には治癒しなくなってしまいます。尖圭コンジローマの症状は、稀に自然治癒することがありますが、基本的には治療を行わなければ治癒しません。

尖圭コンジローマの治療方法としては、大きく薬物療法と外科療法の2種類に分けられます。薬物療法では、有効成分としてイミキモドが配合されたクリームが使用されます。イミキモドはヒトパピローマウイルスに対する免疫力を高める効果があるため、ウイルスの増殖を防ぐことが可能です。

一方、外科療法は、主に凍結療法・電気焼灼・レーザー蒸散・外科的切除の4種類の方法があります。凍結療法は液体窒素で感染部位を凍傷状態にすることでウイルスを死滅させる治療方法です。比較的軽症な場合に行われることが多い治療方法で、出血が少なく、麻酔を使用せずに行えるため患者の負担が少ないというメリットがあります。また、電気焼灼は、手術前に局所麻酔を行い、電気メスでイボを焼き切ることで物理的にイボを取り除くという治療方法です。焼き切った際に皮膚表面が凝固するため、出血がほぼなく、跡が残りにくいというメリットがあります。

レーザー蒸散は、レーザーを照射することでウイルスを死滅させる治療方法です。この治療法は、電気焼灼や外科的切除によって大まかにイボを取り除いた後に、再発防止のために補助的に行われることがあります。外科的切除は、リング鉗子と呼ばれる専用の器具を用いてイボを切除する治療方法です。他の治療方法よりも出血量が多くなりますが、切除後に電気メスで周辺を焼き切ることで、再発率を軽減させることが可能です。これら4種類の外科療法は、症状によって適宜選択されます。場合によっては再発率を軽減するために、薬物療法と組み合わせることもあります。

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