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性感染病に該当する淋病が発症した時に気になる症状と治療する為の方法

2020年05月17日

淋病は、グラム陰性球菌の一種である淋菌という細菌に感染することで発症する性病の一種です。潜伏期間は2~10日程度とされており、男性の場合は症状が現れやすいものの、女性の場合は自覚症状が現れないケースが非常に多いとされています。

男性の淋病は、尿道炎の症状が強く現れるのが特徴です。尿道のかゆみや排尿時の痛み、尿道から白や黄緑の膿が発生するなどが主な症状として現れます。男性の場合、症状が現れやすいため、治療につなげやすいものの、放置すると精巣上体まで炎症が拡大してしまいます。精巣上体炎は無精子症につながるため、尿道炎の症状が現れたらすみやかに治療を開始することが重要です。

一方、女性の淋病は、男性と比べて自覚症状が現れにくいため注意が必要です。比較的現れやすいとされているのが子宮頚管炎の症状で、おりものの量が増加やおりものに膿が混ざる、下腹部痛、不正出血などが挙げられます。感染に気が付かずに放置してしまうと卵管炎や卵巣炎につながり、不妊症の原因となりますし、妊娠中に感染した場合は、早産や流産の恐れもあります。

また、淋菌は喉や肛門にも感染しますが、どちらも症状が現れにくいのが特徴です。喉に感染した場合は、喉に多少の違和感を感じる程度であり、肛門の場合は、かゆみや出血などが現れることがあります。さらに、淋菌が目に感染した場合、まぶたが腫れてしまい、多量の膿が発生します。失明する可能性もあるため、早期に治療しなければいけません。

淋病は、放置しても自然治癒することはないため、感染が疑われる場合は、検査を受けて適切な治療を受ける必要があります。治療には抗生物質が使用され、点滴か注射によって抗生物質を投与するのが基本的な治療方法ですが、内服薬が使用されるケースも少なくありません。また、目に感染している場合は点眼薬による治療が行われます。なお、抗生物質は長年使用され続けていると細菌が耐性を持ってしまい、治療効果が得られなくなります。現在、淋菌に対して有効とされる抗生物質は限られているため、少しでも抗生物質の血中濃度を高めて治療効果を得られやすくするために、点滴や注射による治療がメインで行われているのです。

淋病は適切な治療を行えば完治する病気ですが、内服薬による治療を行う場合は、自己判断で服用量を増減させたり、途中で服用を止めたりしてはいけません。また、服用期間が終わったら再び検査を受けて完治しているのかを確認することが重要です。加えて、再発率を軽減させるためにも、自身だけが治療を行うのではなく、パートナーも一緒に検査を受けて治療を行ってもらいましょう。

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